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ヲタク水遁帳

ヲタクが気まぐれで書くブログです

魔法にかかってるわけじゃない

 
 
 
 
思い出話をさせて下さい。
 
 
 
わたしがむすめん。のライブに行こう!と思い立ったのは、彼らが中野サンプラザに立つ、と聞いた時でした。
それまでは完全なる在宅で、
「ライブはいいんだ。ライブに行かなくてもこんなに楽しい」
と、本当に思っていました。
それでも「行こう!」と思ったのは、彼らの中野サンプラザへの想いを、在宅なりにでも知っていたからでした。
彼らと話した事が無くても。彼らを生で見た事が無くても。
 
 
Zepp公演での中野サンプラザ公演開催決定の前、中野サンプラザが解体されるというニュースが流れました。一番に考えたのはにーちゃんさんの顔でした。
「むすめん。の夢はどうなるの?」
「にーちゃんさんを迎えに行く約束はどうすればいいの?」
Twitterもやっていませんでしたから、周りにむすめん。のファンは誰も居なくて、一人ですごくめそめそしました。
……まぁ、結局解体は実際にはすごく先の話だったのですが、この時はそれも分からなくて、どうなっちゃうんだろうってすごく不安でした。
 
 
それから、2015年1月2日。
Twitterの公式さんのツイートで、彼らが中野サンプラザに立つ事が決まったと知りました。
「行かねば」と、思いました。
一人でウジウジする事の馬鹿馬鹿しさを、解体のニュースで改めて思い知ったからです。
 
まずは大阪公演へ行こう、と決めて、だけど一人はやっぱり心細くて大阪の友人を誘いました。
まずは友人にむすめん。の布教をしました。
彼女は最初、ノックソさんととみたけさんを見分けるのすらやっとでしたが、「ええよ、行きたい」と言ってくれて、二人分、大阪公演のチケットを取りました。
 
 
恥ずかしながら、人がいっぱい居るところが得意じゃなくて、それに加えて過去の記事を読んで下さっている方はご存知かと思いますが、当時はアイドルのファンの方に一方的な苦手意識もありました。
だから、ワクワクもしていましたが、不安もありました。
楽しめるのかな、楽しくなかったらどうしよう。楽しめなくて、彼らへの興味が無くなったらどうしよう、と、買ったばかりのキンブレを片手にドキドキしていました。
 
 
 
 
全部杞憂でした。
死ぬほど楽しかったんです。
時間いっぱいずっと笑顔をくれて、動き回って声を出して、疲れなんかちっとも感じなくて、めちゃくちゃ幸せで、
この世にこんな楽しい事があったんだな!?!?早く教えてくれよ!?!?って、過去の自分に腹が立つくらいでした。
ライブが終わってもずっとその余韻が続いて、一緒に行ってくれた友人とあそこが良かった、あの曲は生で観ると違った、誰それの声は生で聞いた方が恰好イイ、って寝る時間が勿体ないくらいむすめん。の事ばかり考えていました。
 
 
次に行ったのは地元の福岡公演で、妹が2部だけ来てくれる事になったのですが物販と1部は一人でした。
心細かったのですが、会場のすぐそばで挙動不審にスマホとお友達していた私に
「一人ですか?私も一人なんですけど、一緒に物販並びませんか?」
と、声を掛けて下さったお嬢さんが居ました。
赤いパーカーを着たあおいさん推しのお嬢さんで、私よりずっと年下だったんですけれど、こんなにコミュ力の低い私を見放す事無くずっと話してくれて、控えめに言っても天使、大袈裟に言えばジャンヌ=ダルクでした。
おいおい、あおいさん推しさんは推しに似て神なのか?と思わざるを得ませんでした。
しかし私ときたら本当にバカ野郎なので、この彼女のお名前を聞きそびれたまま別れてしまって、今でも「どこかで会えないかな」と、九州の現場であおいさん推しさんを横目でチェックしてしまいます。
「アイドルファン、全然怖くないぞ」って、思わせてくれたのは間違いなく彼女です。またどこかで会えたらいいな。
 
 
そしてこの福岡公演、大阪で買ったばかりのチェキファイルを埋めたくて並んだくじ列で、推しチェキが当選しました。
推しさんと話した事も目を合わせた事も無かったのに、三角クジを開いたら1等の記載があって、アレほんとですね、びっくりしたとき「ファッ」って言いますね。あと、物欲センサーって本当にある。(確信)
一緒に並んでくれたあおいさん推しのお嬢さんにも自分の事のように喜んでもらえて、手の震えが止まらなかったのを覚えています。
 
 
そしてやっぱり最高に楽しかったライブ後、推しチェキで初めて推しさん、フォーゲルさんと話す事になりました。
フォーゲルさんとお話しされた事がある方はご存知かと思うのですが、彼本当にお話上手で、(ていうかとにかく喋る人で)
震えて緊張して「当たってびっくりした」という内容しか言えない私をリードしてたくさん話してくれました。
すごく楽しくて幸せでした。こんな奇跡みたいな事があっていいのかと思いました。
「ライブ?いいよいいよ、画面で十分。接触?そんなの怖くて絶対無理だよ時空歪むよ。」などと言っていた昔の自分はびっくりすると思います。
推しチェキの時間が終わるぞという頃、勇気を出して「明日の福岡チェキ会もお邪魔します」と言うと彼は、
「そうか!待ってるね!」と当たり前みたいに言ってくれました。
いやいやそりゃあ誰にでも言いますよと。そんな事は私も分かるんです。私がアイドルでも言うわ。まあアイドルじゃねえけど。
でも、それが本当に嬉しくて感動したんです。
応援して心の支えにしてる人が、会いにおいでと言ってくれるの、鳥肌が立って泣きそうになるくらい嬉しい事でした。
 
 
 
 
こうしてライブに行くようになって、着実に更に彼らを好きになって、
中野サンプラザ公演の日が近づきました。
日に日に好きになっていくのに、日に日に彼らがこの先どうなるのか分からなくなっていく。
はっきり言って、嬉しいよりも不安で、むねがちぎれそうでした。
仕事で9月以降の予定を書き込んでいると、「ああ、この頃の私はどうしているだろう」と思ったし、
野崎さんとか冨田さんとか中野さんとか、それっぽい名前のお客さんと接するだけで思い出してウッってなりました。
 
 
でも、ライブが楽しいのはもう知ってました。だから、楽しみでもありました。
中野サンプラザ公演前日、東京へ入りました。一緒に見てくれるのは初めて一緒にむすめん。を見てくれた関西の友人でした。
大好きな友人だから彼女と一緒にいると本当に楽しくて、不安も少し忘れられました。
それでもご飯を食べてお酒を飲んでいると、「この先どうなるんだろう」って、不況のサラリーマンかよ、みたいな話題になって、いやもうやめようよ楽しもう、きっと楽しいよ、楽しいに決まってるんだよ、ってどうにか自分を落ち着かせて、
その晩泊まるホテルへ移動中、Youtubeのむすめん。チャンネル、「中野サンプラザへの道」の最終回がアップされました。
またおなかが痛くなりました。見るのが怖いと思ってしまいました。
それでも覚悟を決めて、ホテルで動画を開いて、すぐに泣きだしました。
ずっと待っていた背中が映っていました。
いい大人が、ウォンウォン言って泣きました。
青春ロードムービーが流れるその動画の最後は「つづく」で締めくくられていて、「明日が最後じゃない」と確信出来ました。
それがどんな形なのかは分からないけど、彼らのロードムービーが続いていくことが分かりました。
どんなに口で言ってもやっぱり不安だったけど、この三文字を見て心底安心しました。
大丈夫なんだと思えました。明後日の私は生きている、と思いました。私も続いてると思いました。
 
 
 
 
中野サンプラザ公演「Dream of 2222」当日、物販ではにーちゃんさんのグッズが売られていました。
クッッッッッッッソカッコいいやんけ!!!!!!!!!!ってめちゃくちゃびっくりして、一周して笑ったのを覚えています。
開演直前、お世話になっているフォロワーさんに用事でお会いして、「始まるね」と言われた瞬間にまたこみ上げて来て、
「にーちゃんが帰ってくるんです」って言ってめそめそしたのも覚えています。
いやなんだよお前最近現場来始めたばっかじゃねえか、って自分でも思います。いやホント…。
でも、会場には始まる前から少し涙ぐんだような表情の人がちらほらいたりして、ああやっぱりみんな待っていたんだな、愛されているんだな、ってやっぱりこみ上げるものがありました。
 
 
 
開演。
場内が暗くなって、スクリーンに映像が映し出されました。前夜に見た、ずっと待っていたにーちゃんさんの姿がありました。
そんなの泣くしかないんですよねえ、もう……。
一目もはばからずにまたウォンウォン泣いて、スクリーンの中10人居て泣いて、映像が消えて、シルエットが見えて。
みんな同じ衣装で、10人が立っていて。みんな笑顔で、「ここは中野サンプラザ」って。
 
 
もう訳分からんくらい泣きました。隣は友人でしたが、友人もぐちゃぐちゃに泣いていて、いやああの時は逆隣の人に本当に申し訳なかった。
泣きながら「にーちゃんが居る」とか「中野に立ってる」とか「はるよしせんせい天才かよ」とかもう、うわごとのように(笑)
 
 
泣きすぎて鼻と胸が苦しかった「ユアザ」、思わずにーちゃんの名前を呼んだ「ウォークラ」、本当にdreamを掴んだ「ON」、
もう2度と見れないのが悔しい「かしまし」、夢の中野でプロポーズされた(?)「白い服をきみと」、世界一恰好イイ男子高校生の「ブルームーン」、
愛すべき我らが天才の「気まぐれプリンス」、一緒に頭を振った「HowDo~?」、とみたけさんのフェイクで呼吸が止まる「Fantasyが始まる」、
女の子も男の子も本当同じだった「みかん」、夢にまで見たずっと待っていた「踊ってみたメドレー」、
これが完全版なんだと確信した「Would you~?」、可愛いだけじゃない事を知る「ラスリグ」、2222人でおまじないをかけた「マジステ」、
彼らをうたう歌「青春ロードムービー」、男の子っていいなっていつも思う「ボクらのテリトリー」、天使揃いの「らびじゃん」、
初めての9人verで推しさんが楽しそうで嬉しかった「アンラッキーBOY」、恰好良くて口を押えて震えた特別版の「CC」、チキチキアーしか見れなくてごめんなさい「悲しみフォトグラフ」、個人的にはむすめん。に更にズブッと落ちた思い出の「ハニビ」、はじまりの、「恋愛ハンター」。
アンコールに入って懐かしいあの衣装で、つらくて、せつなくて、終わってほしくなかった、「ばいばい」。
 
 
公演中も、ことあるごとに泣いて、だけど笑って、幸せで、あんなに不安だったのに、彼らはやっぱり笑顔ばっかりをくれました。
でもラストへ向かっていくことは分かって、ぎゅうぎゅう胸が締め付けられて、震えが止まらなくて隣の友人の手を握りました。
最後のメンバーのお話については、ここでは語りません。語彙力が無いので、あの時の自分の感情を表す言葉が思いつきません。
だけど、リーダーの「最新のむすめん。が、最高のむすめん。でありたい」という言葉は、本当に痺れた。
比喩表現じゃなく、心臓から違う血が流れていくみたいに指先に向かってビリビリが広がるような心地で、脳に彫刻刀で直彫りされたような気持ちになりました。
 
 
公演後のブログでリーダーが、「きっと、中野以降むすめん。を離れるファンの方もいる」と書かれました。
あの時の話を思い出せば思い出すほど、その意味も気持ちも分かります。離れる人、の理由も分かります。分かってしまいました。
でも、ちっとも分かりたくありませんでした。
 
 
大切な曲、「サマビ」。こっちだって大好きだ馬鹿野郎。
もうこの頃には頭が飽和状態でした。色んな情報を与えられ、考えさせられ、幸せと、夢と、現実と、出尽くした水分で、もうぼんやりしていました。
お見送りではメンバーが笑顔で見送ってくれて、その時自分がどんな顔をしていたのか全然思い出せません。
幸せだったんだよ!?幸せだったんですけど、幸せだったんですけど、幸せだったからこそ、自分に「帰り道」がある事の意味が分かりませんでした。なんで帰るの?終わっちゃったの?うそでしょ?へ?って気持ちがどっかあった気がします。
終演後、10人の写真が上がりました。公式ちゃん(と呼ばせてもらいます)のブログが上がりました。メンバーがツイートをしました。
そうしていく中で段々中野サンプラザ公演が終わって、それから始まるのが分かりました。
昨日の私はあんなに不安だったのに、その時の私はもう、「やっぱめっちゃ好き無理」になっていました。
この人達の夢についていきたいと思いました。
 
 
 
 
最近、「アイドルグループの永遠ってなんだろう?」とすごく考えます。
ファンが居る限り永遠か?例え歌わなくてもアイドルがアイドルを名乗る限り永遠か?メンバーが変わっても名前が残ってずっとグループが続いていけば永遠か?曲が教科書に載って後世に伝われば永遠か?解散してもか?
めっちゃ考えたんですけど、誰もが納得する永遠は多分無くて、だけど、アイドルが進んでファンが応援してライブが開催されて色んな人が歌を口ずさんでいれば、永遠に近付くのは間違いないとは思うんです。お互いが「永遠に不滅だ~!」って思ってる間は、やっぱ永遠だと思うんです。終わらないのが永遠じゃなくて、先が見えないのが、永遠だと思うんです。
 
 
めちゃくちゃ自分勝手な意見言いますけど、私はむすめん。がめっちゃ好きだから、彼らが誰かに黒歴史だと呼ばれるのは耐えられません。
ファンを辞めた人が、ファンだった頃のことを「黒歴史」だと言うの、あれなんなんですか?塗りつぶしたのはそっちでしょ?お先真っ暗にして見るのやめたのは、そっちでしょ?
彼らの先は真っ暗じゃないと思うんですよ。夢に向かってるのに行く先が光ってない訳ないじゃないですか。光りすぎてて見えないとこに向かって行ってんだよ、恰好いいだろ。無謀だなんて、彼らの歴史冷静になって考えたら絶対に言えないでしょ。
 
 
 
彼らの夢に向かって進むところが好きだ。ファンの事を考えてくれてるのが好きだ。アイドルだけど、そうじゃなっぽい感覚を忘れないところが好きだ。
仲が良いところが好きだ。真剣なところが好きだ。彼らにしかないものがあって、だから応援するのをやめられない。
彼らの進むそれをいつかの誰かのブログみたく電車に例えるなら、私はずっと電車に送られる電気でいたい。車体を濡らす雨とか、揺らす風とか、置き石とか、そういうのには絶対なりたくない。エネルギーで居たい。
アンチから学びうる現実?いやいや分かってます全肯定じゃダメなのは分かってます。それじゃ彼らの為にならないんでしょ。でも、私はアンチ無理です出来ないです。
 
 
 
中野サンプラザ公演で、彼らがすごく考えてすごく苦労してそこまで来たことと、その先を決めたことは私は分かりました。
いい大人がアイドルに転職って、とんでもないことですよ。恰好悪くなんかないですよ。
昔はそれなりに夢も希望もあったけど、結局クソつまんね~人生を送ってクソつまんね~大人になった私としては
「君たちが私の夢だ」とか思うわけですよ。それが活力で、だけど独りよがりなんですよ。綺麗ごとなんですよ。
好きだからなんでもしてあげたい、苦労しないで笑っててほしい。言うのは簡単ですけど、彼らはライブしたり歌ったりする為には練習しないといけないし、他のお仕事もしなきゃいけないし、苦労ゼロなんてファンがどうやっても実現しなくて、そして苦労をしてくれているからこそ応援出来ているわけで。
私一人応援しなくても変わらないかもしれないけど、でも勝手に応援して私の人生の一部分にしてるんです。勝手に。
 
 
勝手にやってる事に熱が入って、ぶっちゃけああなりたかったなとか思うわけで。
いやアイドルになりたいという意味じゃなくて、ああいう、苦労して悩んでそれでも自分も人も笑顔に出来る人生を選ぶ、そういう人になりたかった、というそういう話です。それぐらいカッケーな!って思うんです。憧れるんです。あっこれデジャブだわたしどっかで言ったぞ。まあいいや!
 
 
私が幸せになった分、彼らを幸せにしたいです。幸せになって欲しいです。
彼らの壮大なロードムービーのエンドロールの、and more...の三点リーダの点のひとつくらいになりたい。
私はアイドルという魔法にかけられているんじゃありません。アイドルをアイドルにする魔法をかけたいんです。
 
 
 
一年前、あの中野サンプラザは彼らの夢を叶えた舞台で、その先へ続く階段で、分岐点で、出発点でした。
一年経った今も変わらず思います。あれはこの先へ続く道の始まりだった。この先も付いて行けたら幸せだな、って思います。
そして十人全員、幸せになって欲しいです。ステージに居る人数が変わっても、このむすめん。に関わった人全員が幸せであればいいと思います。
 
 
夢の中野サンプラザ公演から一周年の「むすめん。の日」。
本当におめでとうございました。
むすめん。の皆さんのこの先が楽しみです。私はむすめん。が好きで幸せです。
 

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アッまためっちゃ長い!そして暑苦しい!ほんとすみません!何人ここまで付いて来れたんだろうこわい!
おそまつさまでした!